大本山総持寺での食事について

大本山総持寺の食事はやはり精進料理です。 きれいなおぜんで提供されました。その御膳はなんとなく霊前を大きくしたようです。 彩りはカラフルで美味しそうに見ます。 確かに美味しいのですが、若干油分が少ないというか熟年者向きの料理のようなきがしました。1週間ほど食べると血圧や糖尿の方には良くなるのではと思いました。 夕餉                                  朝餉 2010年7月21日総持寺66朝餉02 食べる前には五観の褐を唱えます。 一には功の多少を量り、彼の来処を計る。 二つには己が徳行の、全けつとをはかって供におおず。三には心を防ぎ過をはなるることはとんとうをしうとす。四には将に良薬をことすることは、形枯を療ぜんがてめなり。五には成道のための故に、いま此の食をうく。 以上を唱えてからいただきます。言葉は交わさず、音を立てずにしづかに食します。 お食事を終わったら一切れ残しておいた漬物で飯の椀やお汁の椀をお湯で洗い飲み込んで終わる。 たべおわったら、願はくは、この功徳をもって、あまねく一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを。と唱えます。
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