吟醸酒や大吟醸酒用に使用しております、サーマルタンクの修理に入りました。サーマルタンクとはタンクの外側にガスの管がまかれており中に冷媒を通しタンクの中の液体の温度を調整することの出来るタンクです。
一本一本に冷凍機が付いており、一本ごとに温度を自由にコントロール出来るようにしてあるタンクです。こうしたタンクがありませんと大吟醸酒製造のときにうまくモロミのコントロールが出来ません。
今回の修理は冷媒のガスが変わったために冷凍機と冷媒を通す管の口径が変わり作り直しです。
大変高価な修理となりますが、大吟醸酒を作るためにはどうしても必要ですので、修理です。
日本酒を作る道具も結構高価です。皆様にたくさん飲んでいただかないとなかなか減価償却が大変です。
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