26日に東京に出ました、40年前の思いでと現実

私が大学を出て2年ほどした時、東京滝野川の醸造試験所にお世話になりました。そこで酒造りの基礎から実施まで先生に教わりました。当時の先生は菅間先生佐藤信先生大塚先生原先生大場先生戸塚先生と多彩な先生に教わりました。 特に教わりましたのが酒の飲み方で、夕方からは酒の香りや味について実地訓練でした。6時くらいになると少し酔うが廻ってきてからは、近所の飲み屋さんによく連れて行ってもらったものです。 そのうちの1件がさくら新道のりーべというスナックかバーだったです。底には年配のママともっちゃんというマスターがあり何時も色々お世話になりました。 そのリーベを含むさくら小路が先日火災で全焼し、京浜東北線が数時間運転ストップしたと聞き、リーベのマスターかママにお見舞いを言おうと訪れましたが、まったく焼け跡のみで張り紙もしてありませんで、連絡の取りようがありませんでした。 私が訪れた時には、わたしの他にも数人のかたが私のように現場を訪れ写真に撮り感無量の感じで変えられた方がおられました。本当に私の青洲の一コマであり、酒造りの勉強中の思い出の一こまです。 なんとなく全ては時代と共にこのように無くなる。それが時間の経過なのかと感じさせられました。 2012年1月26日さくら小路火災後02 社会人としての酒飲みを教わり、日本酒の香り・味の表現の仕方をおそわった醸造試験所の記憶と共に色々な先生、醸造家の友人の顔も思い出されました。少しシンミリした気分となりました。
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